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上田誠の独自語1。物語が急展開を見せる箇所で、急展開具合がある一定の度合いを超えた状態のことを指しているらしい。2002年の3月下旬頃、『ミサイルメン』(5人バージョン)の練習中に急に使い始めた。が、その後すぐ、逆に石田や諏訪が上田に対して今回龍は出るのかと尋ねたりするくらいの定着ぶりである。 「少人数での盛り上がりシーンは書くのが本当難しい。龍が出ねえんだ龍が。」 (ヨーロッパ日記2002年3月29日 上田 より)
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龍(りゅう) いわゆるドラゴンのような生物を指すが、聖刻世界ではそれ以外にも未知の・漠然とした力ある存在や恐ろしい事象を表現する時にも使われる。 例:「闇龍事変」等 戻る→用語集/用語集/ら行/用語集/ら行/り
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SSタイトル元ネタ一覧 ここに記載されているのは、SSの作者が明言したもののみです。 【000~100】【101~200】 No. タイトル 元ネタ 101 零れたカケラ達 アニメ「地獄少女」12話サブタイトルより 102 翼ある銃 漫画「スパイラル~推理の絆~」に登場する「カノン・ヒルベルト」の二つ名より 103 イキキル(非)日常編イキキル非日常編 ゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の第一章『イキキル(非)日常編』及び『イキキル非日常編』より 104 君達に届け マンガ『君に届け』より 105 *~アスタリスク~ アニメ「BLEACH」OP『*~アスタリスク~』より 106 かぜ~breeze~ アニメ「AIR」の第一話サブタイトルより 107 CODE Revise ゲーム『シークレットゲームCODE Revise』(ゲーム『リベリオンズ』のCルートタイトルでもある)より 109 acceleration ライトノベル「とある魔術の禁書目録」の登場人物(検体名)『一方通行(アクセラレータ)』より 110 circulation アニメ「化物語」の「なでこスネイク」OP『恋愛サーキュレーション』より [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] 【000~100】【101~200】
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はるかぜそよいで【登録タグ は 右投左打(こっそり○○P) 曲 重音テト】 作詞:右投左打(こっそり○○P) 作曲:右投左打(こっそり○○P) 編曲:右投左打(こっそり○○P) 唄:重音テト 曲紹介 4月1日のテトの誕生日が待ち遠しすぎてついつい作ってしまった(投稿日3月21日)という、(フライング)重音テト誕生祭参加曲 大事な歌を歌おうとするテトを描いた歌。 連続音リメイクver.がピアプロにて公開されている 歌詞 (PIAPROより転載) 差し込む陽に目が覚めて また一日が始まる 繰り返した毎日と 積み重ねた気持ち 今日も春の光を浴びた心が ほのかに静かに満たされてく 抑えきれない僕の気持ちを この声にして歌う 僕の胸からあふれた想いを乗せて 君に歌おうあたたかな春風乗せて 君に届け 春風そよいでつぼみを揺らして 君に芽吹いたこの心が今こぼれて歌うの コメント 名前 コメント
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【検索用 くりーんすむーしー 登録タグ MIKUPHOTO VOCALOID く だいだいゆずる 初音ミク 曲 曲か】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:だいだいゆずる 作曲:だいだいゆずる 編曲:だいだいゆずる 動画:ken 唄:初音ミク 曲紹介 「 いつでも そばにいるから 」 曲名:『グリーンスムージー』 歌詞 (動画より書き起こし) ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ 君ったらまたイライラで 当たり散らすの「触れんな」 解決策練りだすには…? とにかく"検索"連打! ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ 食材集め 詰めたら スイッチひとつね ブレンダー うまくできたら メモして レシピ化して 味ブレんな もう大丈夫 まかせといて! だってこの グリーンスムージー 飲めば済むし また笑顔になれるからっ!! さぁグリーンスムージー できました☆ ほらっ みて!キレイな色・・・? 遠慮しないで さあどうぞっ♪ 元気が出るから! さぁグリーンスムージー で決まった☆ ほらっ ぐびぐび のんじゃって! こんなに鮮やかなもの まずいわけないでしょ? 今日のラッキーカラー レッドだった? …知らないっ 君に届け グリーンスムージー☆ ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ 君ったら また落ち込んで ぐずぐずと泣き濡れんだ うまくできなくてもいい いつでもそばにいるから ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ 悩まなくていいよ つらくても大丈夫だよ グリーンスムージー ぐびっで済むし 笑顔に戻れるからっ!! さぁグリーンスムージー できました☆ ほらっ みて!キレイな色・・・? 遠慮しないで さあどうぞっ♪ 元気が出るから! さぁグリーンスムージー で決まった☆ ほらっ ぐびぐび のんじゃって! こんなに鮮やかなもの まずいわけないでしょ? 「今日もブルーだ」って 肩を落とさないで 君に届け グリーンスムージー☆ 明日もきっと グリーンスムージー☆ ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ ぐんぐん ぐぐん グリーンスムージー♫♪ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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第1話「恋におちたアパパネ」 第2話「仕組まれた菊花賞」 第3話「真の女王」 第4話「逆襲のアニメイトバイオ」 第5話「武藤彩未の微笑」(打ち切り) 第6話「darkness world」 第7話「妖刀、闇を斬り裂いて」 第8話「last first kiss」 第9話「君に届け」 第10話「ミオリチャン、家出する」 第11話「ワルキューレの奇行」 第12話、「恋愛迷宮」(打ち切り) 第13話「すべてが綺麗に見えた頃」 第14話「強奪野郎Tチーム」 第15話、「さらばヨートー!無限の空に散る刀!!」 第16話、「神よ、悪魔のために泣け」 第17話「超空間へのパスポート」 最終話、「翼をください」 あとがき そして・・・
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■龍 《悪魔、魔法系、格闘系・無手》 龍の血を引くもの。古来より英雄としての資質に優れ、しばしば龍を殺す運命を背負う。 ●推奨絆 誇り 天地の理 ●能力値 力3 魔3 体3 速1 運0 ●相性 火炎・破魔無効 電撃・氷結弱い ●属性 カオス ●習得不可スキル 耐電撃など【電撃】相性を変更するスキル。 ●伝説的な弱点 逆鱗 ●スキル L1生得武器(牙) L3ファイアブレス L7飛行 (L10追加スキルの指定:テール) L13マカジャマ L17雄叫び L23火炎高揚 L27火炎貫通 L33丸呑み L37武器強化(牙) L43大地鳴動 L47天罰
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開催概要 トリガー使用 ロットルール 開催順 欠席届け お知らせ(必読) 分配状況 6月,7月 4月,5月 2月,3月 12月,1月 以下必読!必須スキル等も記述しているのでチェックです。 色々パクりの前衛指南 ティア姉様による後衛指南 應龍帝龍BF攻略まとめサイト 帝龍3分攻略(ひげぶろさん)
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前ページ次ページSSまとめ 36-636 36-636 名前:千鶴のささやかなる苦悩(1/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 33 17 ID ??? ――その日、彼女の呟いた何気ない一言が、クラスの空気を凍りつかせた。 「私って、そんなに老けて見えるのかしら。何が悪いのかしらねェ……」 出席番号、21番。那波千鶴。 落ち着いた雰囲気。おっとりした言動。 所属部活は活動してるのかしてないのか怪しさ抜群の天文部。 むしろ放課後の彼女を探すなら、まほら保育園を覗く方が早い。 ボランティアで保母さんの真似事をしている……のだが、下手な本職よりも子供の扱いが上手くて。 そんな日常のせいか、母性的な雰囲気がたっぷり。ちなみにクラスで一番の巨乳。 いつもニコニコ、悩みらしい悩みのなさそうな彼女ではあったが―― 彼女の唯一の悩み。 それは、年齢不相応な自らの雰囲気、だった。 初対面の人に、正確な年齢を当ててもらったことは1度もない。 大抵何歳か年上、下手すると10歳以上も上の数字を口にされる。既婚者扱いもしばしば。 クラスでのあだ名は「ちづ姉」、みんな同級で同い年のはずなのに「姉」という呼称が実に馴染む。 中1の頃からこんな雰囲気だったせいもあり、いつしか「千鶴は昔っからあの外見だったのだ」と噂され。 果ては数百年も生きているだの、曾孫までいるだの、不老不死だのと無責任なヨタ話なども…… ……なおちなみにこれは余談だが、これら全ては事実無根の無責任な噂である、とも明記しておく。 でないと筆者自身の身も危うい。こう断わっておいてもなお危険が残る。今夜あたりがヤマだろう。 次作が投下されなかった場合、「そういうことなのだ」と御理解して頂きたい…… 閑話休題。 ともかく、千鶴は常にそういう噂やら視線やらに晒されており。 間違いなく中学生である彼女の精神は、それなりにちゃんと、傷ついていたのだ。 その性格から、それが露骨に外に現れることはあまり無かったのだが……。 36-637 名前:千鶴のささやかなる苦悩(2/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 34 09 ID ??? 「…………!」 千鶴の溜息交じりの呟きに、ジリジリと下がるクラスメイトたち。 みな、顔には恐怖が浮かんでいる。脂汗が浮かんでいる。 自分の方に話題を振られぬよう、微妙に視線をズラし、ゆっくりと逃げようとしていたが。 「ねえ、夏美。どう思う?」 「どどど、どう思うってちづ姉、わ、私の口からは、ちょっと……!」 「千雨さんは、どう思う?」 「わ、私かよッ!? 何で私に聞くんだよッ! 尋ねるべき相手は他にいくらでも居るだろッ!!」 千鶴に声をかけられた者たちは、見るも哀れに動揺しつつ、回答を避ける。 「そんなことはない」と言えば、嘘になる。「そうだね」と同意すれば、虎の尾を踏むことになる。 どちらに転んでも危険だ。主に、お尻のあたりが。 怯え、話題を逸らし、できれば逃げ出そうとするクラスメイトたちに、千鶴は変わらぬ微笑のまま。 「ハルナさんは? ハルナさんは、どう思う?」 「そりゃ決まってるでしょー! 誰がどうみてもおばさ……!(モゴモゴ)」 「ちょ、ちょっと待つです、千鶴さん!」 何も考えず満面の笑顔で「真実」を言い放ちかけたハルナの口を塞いだのは、綾瀬夕映。 必死になって親友の言葉を封じつつ、真剣な表情で千鶴に問い掛ける。 「その質問は、何の他意もなく、純粋に『知りたい』ということなのですね?」 「まぁ……そうねぇ」 「ならば、『無礼講』ではありませんが……ルールを決めて、みんなで話し合うです。 一度、きっちりとケリをつけて、尾を引かないような形で考えるです。 みんなのために。そして、お互いのために、です」 な、何を言っているんだコイツは!? と言わんばかりのみんなの視線を浴びながら、提案する夕映。 千鶴はゆっくりと首を傾げ、そして…… 36-638 名前:千鶴のささやかなる苦悩(3/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 34 54 ID ??? 【 大ぶっちゃけ大会! 徹底討論! 那波千鶴が年相応に見られるにはどうすれば良いのか!? ルール: 1.60分一本勝負。延長なし。 2.この討論大会の間、千鶴さんは何を言われても決して『怒らない』こと。 誰かを睨みつける・不気味な笑い声を上げる・ネギを手に持つ等の行為は禁止されます。 3.この討論大会の間、千鶴さん以外の全員は何を言っても構いません。 この大会中に限り、発言者の身の安全は武道四天王が命を掛けて守り抜きます。 4.問題点の指摘だけでなく、なるべく建設的な意見を述べるようにしましょう。 5.大会が終ったら、すっぱり頭を切り替えて、その後に決して引きずらないこと。 】 「……ということで、本日のHRは予定を変更して、この議題について扱おうと思います。 みなさん、この約束はちゃんと守れますねー? 特に……えーっと、千鶴さん」 「ウフフ。約束してしまいましたものねぇ。仕方ないわねぇ」 「では、早速始めましょう。誰か、何か意見のある人ー!?」 教壇の上、確認を取るネギの声も少し震えている。みんなの視線の中心にあるのは、やはり千鶴。 宣誓を録音した。血判状も取った。法的拘束力のある書類まで作った。 武道四天王は完全武装で教室の四隅に控えているし、超一味のロボット部隊も外に控えさせている。 万が一の時の千鶴の暴走を止めるための、考えうる限りの手を尽くした。 なのに誰もが恐怖を拭いきれずに。意見を求めるネギの声に、手を上げる者はいない。 これでは、議論が進まない。 能天気なこのクラスでも、喜んで地雷原に突進するような自殺願望は、誰も持っていない。 「困りましたね……。じゃあ、紙を配りますので、それぞれ思いつくことを書いて下さい。 匿名で結構ですが、白紙はダメです。で、その中から話題を選んで議論を進めていきましょうか」 36-639 名前:千鶴のささやかなる苦悩(4/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 35 39 ID ??? かくしてクラスに白紙の紙が配られ、10分ほどの時間の後に回収され。 ネギはそれを教卓の上でかき混ぜ、適当に手に取る。 「まず第一の指摘は……これですね!」 【提言1:やっぱ私服のセンスが悪いんじゃない? ファッションセンス無さすぎ。 ぶっちゃけ、どの服も地味でオバサン臭い。あれだけで5歳は老けて見えるよ】 「……ということなんですが……」 シーン。静まり返る教室。 いきなり飛び出した大胆なNGワードに、クラスに緊張が走る。 見るからに青ざめダラダラと汗をかいているのは、柿崎美砂。誰が書いたか丸分かりだ。 しかし、当の千鶴は…… 「あらあら。じゃあ、どんな服を着ればいいのかしら?」 「ちょッ……ちょっと待ってて! 今用意するッ!」 「わ、私もッ!」 「そういうことなら、演劇部から色々持ってくるねッ!」 誓約に従い、怒りを表に出すことなく微笑み続ける千鶴に。 クラスの何人かが、俊敏に動き出す。教室を飛び出し全力疾走をし、僅か数分で様々な服を掻き集める。 「ちょっと着てみて、ちづ姉! これなんか『今時の若者』っぽくてイイんじゃない!?」 「これなら『おばさん』っぽくはならないと思う! どう!?」 「あ、ネギ君はあっち向いてて! 見ちゃダメだよ〜!」 教壇のネギが背を向けて目を覆う中、次々と服が用意されて。 千鶴のファッションショーが、唐突に始まった。 ……結果は、散々だった。 可愛い系の服は、なんだか木に竹を接いだような違和感がありまくり。 胸が大きいからセクシーな衣装も似合うはずなのに、首から上と首から下が全然噛みあってない。 あるいは逆に、服の方が千鶴に「呑まれて」しまって……やっぱり、落ち着いた雰囲気になってしまう。 ジーンズなどを穿かせてみても、やっぱり「主婦」の雰囲気になってしまうのだ。手の打ちようが無い。 36-640 名前:千鶴のささやかなる苦悩(5/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 36 38 ID ??? 「き、気を取り直して次に行ってみましょう……」 結局、服だけ変えても無駄、という結論となり、緊張高まる教室の中。ネギは次なる提案を読み上げる。 【提言2:ロングの髪が重たいんだと思うなー。髪形変えてみたら?】 この意見を受け、早速超とハカセの発明品、『新型3Dモンタージュマシン』が教室の中に持ち込まれる。 要するに取り込んだ画像を元に、精密な3D画像で顔の各部の変更を試せるマシン。 実際に千鶴の髪を切ったりせずとも、「髪形を変えた千鶴」の映像を作り出すことができる。 「それじゃ、片っ端から試してみるネ」 超はそう言うと、千鶴の顔と、クラスの残り30名の髪形を、それぞれ片っ端から合成してみる。 ……結論。千鶴はロング以外、似合わない。 それも金髪はダメだ。今くらいの明るさか、あるいは黒髪か。 木乃香の髪形を組み合わせたバージョンは、比較的似合っていたが…… 残念ながら、「見た目を若々しくする」役には全然立ってない。やっぱり千鶴は千鶴のままだ。 【提言3:おっとりした口調が悪いんじゃないかな? もっと若者らしく弾けようよ☆】 「ほにゃらば やっほー! ちづるだぴょん♪ ハロ〜、みんな元気〜? ……と、こんな感じかしらねぇ。どうかしら、可愛かった? 若く見えたかしら?」 「…………」 ……痛々しい。あまりに、痛々しい。 教室の中には冷たい風が吹き抜け、演技指導した面々は揃って肩を落とす。 なんでこう、他のクラスメイトなら許されるような言葉遣いが、千鶴の顔と声だと痛々しくなってしまうのか。 いや、千鶴は頑張ってはいるのだが。考えうる限りの努力は感じられるのだが。 36-641 名前:千鶴のささやかなる苦悩(6/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 38 02 ID ??? 【提言4:ちづ姉、ってあだ名で損してるかも】 「そういえばそうだねぇ。なんか本気で同い年には思えなくて、つい『姉』ってつけちゃうんだよね」 「でも私、本当は1月生まれで結構遅いのよ。 実は夏美ちゃんの方が3ヶ月お姉さんだし、あの双子も12月生まれでしょう? 本当に私よりも年下なのは、せいぜい6人くらいじゃなかったかしら?」 「「「う、嘘だ〜〜ッ!?」」」 まあ、千鶴の発言は真実ではあるのだが、誰にも納得してもらえない。 みな、はっきりと口にこそしなかったものの…… 「アッハッハ。やっぱ千鶴さん、年誤魔化してるんじゃないの〜? 流石にそりゃ、ありえないって!」 「…………」 ……いや、神をも恐れぬ早乙女ハルナがはっきり口にしてしまったが。誰もが似たことを考えていた。 考えてはいけないことを、思わず考えてしまっていた。 「まあ拙者も11月生まれで、それでも風香殿・史伽殿からは『かえで姉』と呼ばれてるでござるしな。 こういう呼び名に、実際の年齢はあまり関係ないでござるよ」 と、楓の一言で、クラスは破滅に至る思考から解放され、しかし問題は何も解決しておらず。 色々と代わりのあだ名が考えられたが、いずれも即座に却下された。 いくらなんでも、『ちづちゃん』とか『ちづ吉』とかが定着するとも思われない。 せいぜい頑張って『千鶴さん』……それだって、「さん」付けがどうしても避けられない。 【提言5:逆転の発想〜☆ ちづ姉が老けてるんじゃなくて、クラスのみんなが幼いんだよ!】 「……で? 私はどうすればいいのかしら?」 「…………」 発想だけ逆転させたところで、何が変わるというものではない。 確かにこの意見は真実の一端を突いているだろう。鳴滝姉妹のように、幼すぎる外見の者も少なくない。 でも、対策の取りようがないから、困るのだ。 「え、えーっと、じゃあ、私たちがどうすればお姉さんっぽく見えるか、考えるですー!」 「……無駄だよ史伽、そんなことしたってちづ姉は老けたままなんだからさー」 「他のみんなが今より5歳くらい年上に見えたとしても、その中でもまだ最年長っぽいかもしれませんわね」 南無。 36-642 名前:千鶴のささやかなる苦悩(7/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 39 03 ID ??? 【提言6:仮装。】 「えーっと、これはどういう意味でしょう? 良かったら書いた人、説明して貰えませんか〜?」 困惑した様子のネギの呼びかけに、静かに手を上げたのは……ザジだった。 無言のまま、黒いローブと、顔を完全に隠す面を取り出す。 「……? えーっと、つまり、『素顔が見えなければ外見年齢に悩む必要もない』ってことですか?」 「……(コクコク)」 年上に見られて困るなら、そもそも見られなければいい。見られなければ困らない。 仮装してしまえ、というザジの発想ももっともであったが、しかし飛躍が過ぎる。 それじゃ日常生活にも支障をきたすだろう。ましてや、ローブと一緒に出された仮面は…… 「般若の面……。よりによってソレ出すかよ、ピエロめ……!」 千雨でさえもフォローを放棄する。あの面を被ってネギ握っていたら、かえって怖くて仕方ないだろうに。 【提言7:怒るからいけないんじゃね? 『おばさん』とか『老けてる』とかの単語に反応しすぎ】 「これは同じような内容を書いた人が何人もいますねー」 「だって本当なんだもん」 「聞いてよ先生! みんなで雑談してたときに、たまたまお父さんの妹、叔母さんの話になったんだけど。 ふと気付いたら後ろに那波さんが立ってたんだよ?! すっごい怖い顔して! その時は慌てて説明して事なきを得たけどさ、アレ、本気でありえないって!」 ネギが読み上げたことで、一気に噴き出す不満。あまりに痛々しい過剰反応の数々。 裕奈の叫んだ一例に限らず、「NGワード」への反応はあまりに鋭敏すぎるもので。 そこまで気にされると、こちらもそれが気になって仕方なくなってしまう。 「もし『おばさん』とか言われても、笑い飛ばせばいいのにねー」 「ムキになって怒るから……。葱とか持ち出すし……」 「他のことなら何言っても寛容なのに、年齢のことだけ全然違う反応すんだよな」 「気にしすぎアルよ。私なんか、バカと言われてもその通りだから今さら怒らないアル」 「老けて見えるのは事実だもんねー」 36-643 名前:千鶴のささやかなる苦悩(8/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 39 52 ID ??? ……みんな、千鶴の「怒らない」という約束、「何を言ってもいい」という約束のせいか、言葉に歯止めがなく。 言いたい放題言われまくっている千鶴は、やがて笑顔のままプルプルと震えだす。 セキュリティ担当の4人に、緊張が走る。刹那は剣を構え龍宮は撃鉄を上げ楓・古菲は身構えて…… その不穏な空気を察したネギが、咄嗟に強引に次の話題に進める。 「そ、その話はそれくらいにして、次の話題に行きましょう! ……これも同じ内容を書いた人が何人も居ますねー」 【提言8:ハルナが悪いです。ハルナの同人誌が諸悪の根源です。 ああも繰り返し年齢詐称ネタと尻葱オチを繰り返せば、そりゃ年増扱いが定着するです】 「……へ? ちょッ、だって、みんな、喜んでたし……えっ!?」 クラス全員の視線が、早乙女ハルナ1人に集中する。 ハルナは助けを求めてキョロキョロと見回すが、誰もが哀れみに近い表情を浮かべるばかり。 親友を「売った」一文を書いた綾瀬夕映も、済ました顔で「スパークリング酸素水」を飲んでいるだけで。 「……うふふ。やっぱり、そういうことなのかしら?」 「ひぃッ!」 ハルナの方を、ゆっくりと振り返る千鶴。全く変わらない微笑がかえって恐ろしい。 その視線に射竦められたハルナは、思いっきり縮み上がって―― 「――そこまでです、千鶴さん」 「それ以上は、許すわけには行かないでござる」 「この60分の討論大会、誰も傷つけさせないという契約なのでな」 「ハルナ吊るし上げたいのは私も一緒アルけどね、今は駄目アルよ」 冒頭に定められたルール、それに抵触しかけた千鶴を4人の戦士が一瞬で囲む。 刀が銃がクナイが拳が、それぞれ千鶴にピタリと狙いを定める。 誰もが決死の表情。己の身を捨ててもクラスメイトを守りぬく覚悟。 だが…… 36-644 名前:千鶴のささやかなる苦悩(9/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 40 40 ID ??? 「あらあら、ごめんなさい。別に何もする気はなかったのだけど……誤解させちゃったかしら」 「本当に……何もしないでござるか?」 「ええ。ただ、ハルナさんには刺激が強すぎたみたいですけど」 千鶴の穏やかな言葉に、誰もがはッと振り返る。 早乙女ハルナは――既に、意識を失っていた。 過去の悪行の数々、その後に受けたお仕置きの数々を思い出し、回想だけで逝ってしまったか。 ともかく、千鶴が何か行動を起こすまでもなく、目を回して倒れこんでいた。 「はい、そろそろ終わりですねー。内容が被ったものを除外すれば、これが最後の意見です。 えーっと、ちゃっちゃと読んじゃって終わりにしましょうか……」 教壇の上では、マイペースに進行を進めるネギ。ハルナが倒れてもそ知らぬ顔だ。 そういえばネギ自身も他の生徒と同じように書いていたはずだが……一体どの意見と「被った」のか。 そんな追求を許さぬペースで、彼は最後の意見を読み上げて……。 かくして、恐らくは最初で最後であるだろう「大ぶっちゃけ大会」は終了したのだった。 おそらくこれだけNGワードを連発できる話を書けるのも、最初で最後だろう。 ちなみに明日以降、筆者の姿が見あたらない場合、「そういうことなのだ」と(ry 「んッ……?」 「あらあら。目が覚めたかしら?」 早乙女ハルナが意識を取り戻した時――彼女は、己の死を覚悟した。 保健室のベッドの上に横たえられていた自分。覗き込んでいたのは、他ならぬ那波千鶴。 周囲には身の安全を保障してくれる武道四天王の姿はなく。既に大ぶっちゃけ大会は終了した模様。 「ああ……私の人生も、ここまでなのね……。シクシク……! 本棚の裏に隠した『本当にヤバい本』、処分しとくんだった……!」 「あらあら、何を言ってるのかしら。ちなみにどんなヤバい本なの?」 「普通のボーイズラブならもうバレてもいいけど、その中でも特にマニアックな、って…… ……って、なんでそんなこと聞くの?」 36-645 名前:千鶴のささやかなる苦悩(10/10)[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 23 41 35 ID ??? 突然の千鶴の問いかけに、ハルナは首をかしげる。 しかし、千鶴はニッコリ普段通りの笑みを浮かべると。 「ハルナのことが、もっと良く知りたいからよ」 「んッ……!?」 唇を、重ねた。 あまりに、唐突なキス。流石のハルナも訳が分からない。 そのまま、しばしハルナの唇を味わった千鶴は、ゆっくりと顔を離して…… 「今度、お部屋に遊びに行くわね。順番は逆になっちゃったけど……もっと、色々お話しましょ」 「え……? ちょっ、それって……!?」 ハルナが問う間もなく、保健室を出て行ってしまう千鶴。その表情は、心なしか『若々しく』て。 バタン、と戸が閉じてから、ハルナはドサッとベッドの上に倒れこむ。なんだか急に疲れが襲ってきていた。 「はぁ……。なんか生気吸い取られたって感じだなぁ……。遊びじゃないキスって、初めてかも……。 それにしてもアレだね。ラブ臭って、自分に向けられた時は分からないもんだねー、ギリギリまで。 さて、どうしたもんかねェ。これが他人事なら、こんなに悩まないんだけどなァ……!」 保健室の外。廊下を軽やかに歩く千鶴。 その手に握られていたのは、1枚の紙。「大ぶっちゃけ大会」の際に出てきた、最後の意見。 あらゆる手段が空振りに終った中、試しに採用してみることにした意見。 いつもより少しだけ、ほんの少しだけ華やいだ表情で、千鶴は小さくスキップをした。 【提言9:恋をすればええんちゃうかなー。そーゆー噂一切ないしー。 ほら、恋をすれば若返るとか、心はいつでも15歳とか、よく言うやろ?(あれ、言わんかな?) 男の子でも女の子でもええから、気になる子とかおらんの? あるいは、ついついちょっかい出したくなるような子とか……。 自覚ないだけで、ひょっとしたらそれって恋かもしれないで?】 (明日が見えないまま、とりあえず一旦終幕……?) 前ページ次ページSSまとめ
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■キャラクター名 龍 ■性別 男 ■所持アイテム なし 体力:6 攻撃:6 体術:2 運:1 人間性:1 ■特殊能力 『野生の龍としての特性』 正確に言えば特殊能力ではない。 嵐を起こしたり、火を吹いたり、人をかじり殺したり、爪で引っかき殺したりできる。 (とても頑丈である。ゴジラよりもはるかに頑丈なイメージ) もちろん処女を生贄にささげたら大人しくなるし、ドラゴンスレヤーやドラグスレイブには弱い。 ドラゴン使いがいたらそいつに従うに違いない。 生き胆を食ったら不老不死になれるかもね。 (もし可能ならFS人間性は野生生物なので0にしたいです。代わりに運を2に上昇させてください。) GK注:FSは1が下限なので0にはできません。 ■キャラクター説明 100年生きた若い獰猛な野生の龍。 生態としてはおおむね野生の生物。 体長は約500m。(西洋ドラゴンじゃなくてシェンロンみたいなタイプの形)